会社員にとって転勤はいきなり言い渡されます。
- 転勤が決まったらまず何をしていいかわからない
- 引越し業者の決め方がわからない
- 引越し先の住居は何を基準に決めたらいいかわからない
- 子供の転校先どうしよう
経験から学んだことも交えつつお伝えします。
転勤が決まったらやること
①−1 賃貸住宅のスマホアプリにインストール
まず、簡単にできるのは、賃貸住宅のアプリをスマホにインストールしましょう
理由は2つ
・賃貸住宅のアプリには、これから住む地域にどのくらいの物件がどのくらい存在するのか直感的に見ることができる
・見た物件について、家族に共有できる
まだ、詳細は決まってないけど、スキマ時間などに簡単に情報を取得することができとても便利です
①ー2 引越し業者の見積もりは最低でも3社取る
引越し業者の見積もりですが、なぜ最低でも3社以上取る理由を
下記にて解説しました
- 引越し代金
- 引越しの日程
- 付加サービス
引越し代金について
引越しが多い「3月の月末」の「土曜日」などは、引越し代金は、が平日に比べて、かなり高いです。
しかしその中でも各社、引越しの人数やサービスが違うので、値段が変わってきます。
そう言っても、会社都合もあるので、しっかり予算と日程を考える必要があります。
引越しの日程について
繁忙時期は、早めに日程を押さえないと、希望の日に引越しができないことがあります。
県外に引っ越す時に、よくあるのは、引越し搬出日と搬入日の日程が3日空いてしまうこともあります。
3日間荷物が届かないとなると、ホテル暮らし?しなければなりません。
どの引越し業者が希望の日程(搬出日、搬入日)で引越しができるかも重要なポイントです。
付加サービスについて
付加サービスは引越し業者の独自のサービスです。
例えば、ダンボールサイズ、食器専用、靴専用のダンボールなど、その引越し業者の特色があります。
意外と、ダンボールの大きさは重要になります。
しっかり、どんなサービスが必要なのか、検討する必要があると思います。
特に女性向けにが必要としているサービスなどが充実しているところもあるので
しっかりと家族で話し合う必要があります。
注意:会社によって、会社が指定した引越し業者ある場合があるので確認してください。
一社一社連絡して、見積もりをとるのもいいですが、
特に引っ越しとなると、やることが多くて、時間が足りなくなります。
そんな時役に立つのが一気に見積もりを取れるサイトを使うのはかなり楽です。
一度見積もりをとってみてはどうでしょうか→引越し価格ガイド なら、簡単入力で 複数の引越し会社に一括で見積依頼!
①−3 引越しの日程で考えるうえで必要な事
引越しを行う上で、日程はかなり重要です。
なぜなら、引越しの当日までにやることが、かなりたくさんあります。
例えば、引越し業者の選定から、ガスや水道、電気の解約、住所変更まで
期限があるので、それをできるだけ、考慮して日程を建てる必要があります。
ポイント① 期限付きでの日程を考えてみる
期限 |
□やることリスト |
引越しが決まったら |
家の契約解除 |
駐車場の解約 |
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3週間前~4週間前 |
引越し日の決める |
引越し業者の選定 |
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引越し先を決める |
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子供いる家庭は、転校先を決める(かなり重要) |
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インターネットの契約変更/解約 |
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不用品の処分 |
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2週間前〜引越し当日 |
住民票・マイナンバーの転出届け |
ガスを止めるにあたっての立ち会い |
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電気・ガス・水道の契約変更/解約 |
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必要最低限のものだけ残しての荷造り |
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冷蔵庫の中を空にしておく |
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郵便局に住所変更手続き |
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引越し後 |
子供のいる家庭は転校先に書類提出 |
免許証の住所変更 |
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住民票・マイナンバーの転入届け |
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各種カード会社・銀行の住所変更届け |
ポイント② 解約や契約変更があるものついてできるだけ早く処理する
家と駐車場について
家と駐車場は遅くても1ヶ月前の解約になります。
そうはいって、仕事の関係でうまく行かないことは多々あります。
しかし、引越し先の家賃契約もあるので、契約の重複期間をできるだけ短くできるように、日程を考える必要があります。
・電気・水道・ガスについて
電気や、水道に関しては、契約している会社によって、前日までに連絡で解約、契約ができます。
ガスについては、立ち会いがある会社もあるので、一週間前を目処に連絡で解約可能だったりします。
早いに越したことには間違えないので、解約と契約の際には、必ず引越し先の会社のサイトを確認してください。
・インターネットに関して
物件や契約方法や、引越し先によってかなり対応が分かれます。
引越しがわかったら、できるだけ早く、契約の確認と解約方法、引越しても、同じような契約ができないことも多々あるので
すぐに確認が必要だと思います。
特に、引越し先の物件が決まらないと、物件によって契約方法が決められているものあります。
まずは、現在の契約を確認する。(いつまでに解約しなければ行けないのか)
そして、引越しの物件は、現在の契約が継続できるのか確認する。
以上の2つが必要です。
・転出届と転入届けに関して
引越し先が同じ市町村の場合、転居届けだけ住みます。
転居届は引越し当日から14日以内に手続きが必要です。
引越し先が引越し前と違う市町村地区の場合、転出届は引越し日の14日前〜当日までに手続きをします。
転入届は、引越し日から14日以内に手続きをしてください。
・免許証の住所変更について
免許証の住所変更は、住民票の転入届と同じくらい重要と考えてください。
住所変更がされていない場合、罰則もあります。
特に重要なのは、免許証の更新に関してです。
免許証の住所に運転免許証の更新ハガキが届くので、転居前の住所に届くことになります。
できるだけ早く、住所変更をすることをおすすめします。
住所変更は、警察署の運転免許課又は運転免許センターで手続きできます。
・郵便の住所変更
転居・転送サービスですがインターネットで簡単に行うことができます。
届け日から1年有効になります。
更にサービスを継続したい場合でも、1年後に再度、サービスの申込みをすれば継続することができます。
ポイント③ 引越しの荷物を仕分けと冷蔵庫の整理
・引越しの荷物を仕分けする
粗大ごみは、地区によりますが、ゴミを出す日が限られているので
早めに、荷物の仕分けをすることをおすすめします。
・冷蔵庫について
冷蔵庫中身は5日前くらいから引越しの2日前までには空にしてください。
引越しの前日には、電源を落とす必要があります。
なぜなら、冷蔵庫の霜取り必要になるからです。現在の冷蔵庫は中に霜ができない機能になっていますが
念のために電源を早めに抜いて、霜を溶かし、流れ出た水は蒸発皿に貯まるので、水を捨ててきれいにしておく必要が
あります。これを怠ると、当日運搬時に水が染み出し、引越し先などを汚す恐れもあります。
※メーカーによって方法が異なるので、取り扱い説明書を確認しておくことをおすすめします。
引越しにおける会社のルール(ここだけは抑えるべき2つのポイント)(※借上げ社宅社宅の場合)
引越しでかかる費用は会社の経費になります。よって会社によりますがルールが存在します。
ここでは、会社のルールで押さえておく2つのポイントを紹介します。
ポイント① 引越し業者の選定と作業内容を確認
実際には下記のようなことを確認してください。
- 引越し業者は予め決まっているのか。または個人で選定して見積もりまで取るのか。
- 引越し業者に全部梱包までしてもらうのか、自分が梱包するのか。
- 家電(エアコン、洗濯機)の取り付け、取り外しや、ゴルフバック、タイヤなどの運搬についてオプションに関してのどこまで会社負担になるのか。
- 引越しに関して、人の移動の経費はどこまで出るのか。(家族がいるなら、家族の分もでるのか)
細部までよく確認しないと、勝手にオプションを付けたけど、会社の経費として
認められない場合、自腹になってしまいます。
ポイント② 借上げ社宅の金額負担の割り振り
実際には下記のようなことを確認してください。
- 敷金礼金など、全て込みで会社負担になるのか。また、自分で負担するものはあるのか。
- 毎月かかる、管理費は会社負担になるのか。
- 火災保険は、会社が負担するのか、自分で負担するのか
以上のポイントは最低限抑えることを、おすすめします。
引越しが決まれば、関係部署にルールの確認と、上司と日程の確認が必要です。
会社のルールをよく確認しないと、引越しは大きなお金が動きますので、取り返しのつかないことも考えられます。
必ず会社のルールを把握しておいてください。
また、提出書類等も増えることあるので、しっかり期限を確認してください。
実際私の会社も結構な書類を書かされます。
その代わり、手当も付きます。忙しいときの転勤はかなりきついですが、書類をしっかり出して、
もらえるものは、しっかりもらいましょう!!
引越し先の決め方5つのポイント
ポイント①(学区を考慮する)
子供のいる家庭において、下記のポイントを抑えて住む場所を考える事をおすすめします。
学校を選ぶ条件(個人的な意見)
- 学校からの距離(あまり離れると、校区が変わってしまう)
- 学校の雰囲気と風土
- 生徒数(多すぎず、少なすぎず)
子供がいる家庭は、多分一番にここを考えると思います。はっきり言って、ここがなかなか難しいところでした。
・田舎から都会へ引越しする場合(学校が多すぎて情報量も多いので、決めるの大変)
・都会から田舎へ引越しする場合(学校が少なく、選ぶことができない)
私達の家族はもともと、田舎からスタートだったので、田舎から都会でした。下記の点を考えて選びました。
ありがたいことに、転勤が決まってから1ヶ月以上あったので
家を決めるのも含めて、実際に現地に行き何校か、小学校を回りました。
校長先生と実際にお話して、授業風景と校内を見学しました。
ある程度目星はついてたので、実際に行ってみて、ここなら大丈夫そうと実感したのを覚えています
時間がない中での、引越し準備。なかなかそこまでできないかもしれませんが
実際に行ってみるのは、不安要素がなくなります。
ポイント②(物件の立地条件)
自宅の立地条件
-
通勤帰りにスーパに寄れる物件
(通勤に使用する駅は、遊びに行くことも考えられます。帰りに晩御飯を購入することも可能)
-
駅などの公共交通機関が程よく近いこと
(徒歩10分〜15分、1km〜1.5kmくらいがおすすめです。なぜなら、繁華街から遠ざかることで、生活においての車、電車などの騒音も軽減されます)
-
治安の良い、住宅街であること
(子供の通う学校の事を考慮して、住宅街や小学校の近くなどはおすすめです)
3つの条件をクリアするのは、難しいかもしれません。また、家賃も高くなってしまいます。
しかし、すべてが揃ってイなくても、以上の3つのポイントの
バランスを考えて物件選びをすることをおすすめします。
ポイント③(ハザードマップを考慮する)
引越し先のハザードマップを確認しながら、物件を探してください。
なぜなら災害はかなりの確率でやってきます。
実際に私はハザードマップのおかげで、被災を逃れたことが2回あります。
ハザードパップとは
「自然災害による被害の軽減や防災対策に使用する目的で、被災想定区域や避難場所・避難経路などの防災関係施設の位置などを表示した地図」〜国土地理院HPから引用〜
どんなことがわかるのか
- 洪水:堤防が決壊したことことで、発生する水害
- 土砂災害:土石流、がけ崩れの危険がある場所
- 地震災害:揺れによる液状化現象、大規模な火災が発生する範囲
- 火山防災:噴火によって危険になる場所
- 津波、高潮・洪水:台風時や低気圧による高潮浸水
これらをしっかり抑えて置くことをおすすめします。
ハザードパップは各自治体のホームページに必ずあります。
ポイント④(実際に物件を見ることで、トラブル回避)
部屋探しは一度見に行くべきです。
理由は、住居の周りの雰囲気、周りにどんな人が住んでいるのか。物件の状況をよく確認するべきです。
また、実際に周囲を歩いて、スーパーまでの距離や、駅までの距離を体感。そして雰囲気を確認したほうが良いでしょう。
- 南向きの物件だったが、実際に部屋に入ってみると、南側に最近家が立ったらしく日当たりが悪くなっている。
- 近所の家にゴミ屋敷があって、臭っていた。
- 駐車場がとても狭かった
- エレベーターがかなり小さく、家具が絶対に入らない大きさだった。
- 3階の物件でベランダの近くに6600Vの架空線がかなり近く、洗濯物などが飛んでいくと事故になりそうだった
- すべての部屋の仕切りが、すりガラスで一つの部屋の電気をつけると、他の部屋まで明るくなってしまう
- 周りの物件は駐輪場に屋根があったが、対象の物件に駐輪場の屋根がなかった(見に行った当初は建設中だったので、そこの確認をしていませんでした)
- 隣の庭が汚く、虫がいっぱいいた(あとから気づきました)
- 庭付きだったが、土ではなく、砂に近い土だった(風が吹いたら洗濯物が汚れる。実際汚れました。雑草も生えてくるので、処理が面倒だった
- 風通しがよく、夏は涼しい
- 隣の音が聞こえない(意外と防音がしっかりしていた)
実際に住んでみたら、良かった、良くなかったなど、毎回引っ越すたびに思います。
賃貸住宅なので、100%の物件はありません。
ポイント⑤(新築の賃貸物件を選ぶ際は慎重に!)
好みにもよりますが、新築の賃貸物件は慎重に考えることをおすすめします。
なぜかというと、会社の考え方によりますが、選んだ物件がもし新築なら、敷金を交渉で下げることができないので、会社から変更できないかといわれます。
せっかく選び抜いた物件。今更、変えられない。などの事態になりかねない場合もあります。
会社的には敷金で、初期費用を抑えたいところですが、新築という理由で仲介業者はほとんど下げてくれません。
逆をいえば、新築でなければ、一度使用しているので、新築という価値はなく、敷金の値段交渉はしやすいと言えます。
実際に3週間前には新築物件を選んで、会社に報告しましたが、会社から1週間前に、物件を変更できないか、言われました。
はっきり言って、もう手遅れです。
新築の賃貸物件を選ぶ場合は、必ず担当者と相談することをおすすめします。
まとめ
転勤すると一概に言っても、引越し業は膨大な工程と時間が必要です
今回の転勤が決まったら
奥さんに任せきりにならず、家族全員で、行ってください。
また、子供の居るかていは、転校において子供に負担がかかります。
奥さんに関しては、仕事を変える必要も出てきます。
しかし、大変なことばかりではありません。
新しい土地で新たな生活をするのは大変ですが。
住んでみたら、とても住みやすかったってこともあります。